タイプ診断・分類は、「何々のキャラに似てる~」といったノリから、「人生をいかに生きるか」といった問題まで、いろんな使い方があります。
あなたは、タイプ診断から何を知りたいでしょうか?
もし、自分自身や他人についてもっと理解したい、また人生に活かしたい、ということであれば、ここで書いてあることが役立つかもです。
ここでは、自分がこれまで見てきたタイプ分類の中で、「自分や人を理解し、生きる上で役に立てる」ものを選んで、
そしてさらに、それぞれがどういう目的で使えそうかという視点で「タイプ診断を分類する」ことをしています。
そういうものこそが、面白いと感じるので。
目次
タイプ診断の種類について
人間のタイプを分類するという試みには、多くのものがあります。
主なものは、性格、行動傾向(多くは心理学)。また体質的なもの。
その中で、ちょっと毛色は違いますが、生年月日からみるもの(いわゆる占い)があるでしょう。
占いは、高学歴な人ほど信ぴょう性がないと思われているかも?ですが、生年月日から見るものは、ある意味「一定の範囲」なら「当たって当然」くらいに自分は思ってます(なぜかは後で少し書きます)。
ではさっそく、それらの中から、自分が厳選した( ´∀` )タイプ診断について、そして、その使い方について・・
勝手に発表します\(゜ロ\)(/ロ゜)/。
自分を知る・人間を知るのに役立つタイプ診断
▸数秘術=人生の課題とテーマ。魂が本当に望んでいること。
▸個性学=価値観とコミュニケーション。無意識的に大切にしていること、どう話せば相手に伝わりやすいか。
▸体癖(たいへき)=無意識的な感受性、物事の受け取り方と行動のタイプ。
▸ドーシャの分類(アーユルヴェーダ)=生まれもった体質・気質的なバランス。
上2つは生年月日から。上の方が精神的な観点で、下に行くほど身体・体質的な面が強いです。
これはもちろん、自分が面白いとか、使えると思ってるものに限ってます。
マイナ~かもですね。・・そして心理学入ってないじゃない💧ですね。
ちなみに、心理学のタイプ分類(とくに性格検査)は、人間の傾向をパーツに分けてみているものが多いカナと思います。
それが悪いわけではなく、社会的な適応とか、能力、統計的な行動傾向などには強いでしょう(もちろん、もっと深く見るものもありますが、自分自身で見ることができるのは少ないかな)。
それぞれのタイプ診断について、少し解説
数秘術
数秘術は、もっともスピリチュアル的な観点。自分の核となるエネルギーから「人生のテーマや可能性」を知る助けに。
魂の目的(性質)なんかも、まあ大ざっぱに分かっちゃいます。
時間軸で言うと、数秘術がもっとも長いスパンで見ることができるものでしょう。
つまり、人生を見るという視点なら数秘以上のものは、なかなか見当たらない。
数秘は生年月日から見ますが、それで何でそこまで深く分かるのか?
結局、全てはエネルギーですから、生まれもったエネルギーの性質は、生年月日(名前も)という数字にけっこう表れているんだろうと思います。
自分の感覚では、それはとても宇宙的観点で科学的です。
まあ、生命の法則というか、無形のエネルギーが形になる、その現れとしての特徴を見ているのでしょう。
深い部分を見るとき、つまりカウンセリングやヒーリングでもっとも参考になるのは、数秘術だと思ってます。
たとえばですが、「自信がない」にしても、どういう自信のなさなのか?
それは詳しく聞いていかないと、その人のテーマは分からないものですが、、
そのニュアンス。たとえば、「人と違っててなじめない」のか、「能力がなくて認められない」のか、「あるがままではダメ」なのか、といった部分。
どういうテーマで悩みやすいか、何を課題としているのか。数秘から見ても一定の傾向があるだろうということです。
ちなみに、ネットでの診断もできますが、内容的にやや疑問符がつく場合が多い。真面目に知りたい方は質の良い書籍がおすすめ。
ときどき、この生年月日から導くものを「統計」と言ってるものがありますが、これは受け入れやすくするための方便で、違うと思います。
誰がいつ統計とったの?って話で。
そうでなくて、もともと何らかの真理を知っていた者、もしくは直観的に会得した人がいた、ということしか考えられないですね。
個性学
個性学は最近知りましたが、これを分かりやすくしたのが「動物占い」のようですね。ほんとはもっと学問としても捉えていい印象があります。特に無意識的なコミュニケーションの特徴が分かりやすい。
コミュニケーションの伝わりやすさ、伝わりにくさ(その原因となる価値感)は、個性学の3分類(人、城、大物)が参考になります。
接客業やセールスの分野で役立つような印象です。また人間関係や、会社組織の構成なんかをこの観点で見るのも面白いと思います。
体癖
体癖は、身体(とくに腰椎とかの運動特性)のタイプが元となった、これも無意識的な物事の感じ方と行動傾向。
「このタイプは物事のこの側面に反応する」とか、「ちょっと言い方が大げさになりやすい」とか、その人の感受性、日常的な行動傾向のイメージを捉えやすい。
エネルギーの解消の仕方や、役割の向き不向きとかも出ている気がします。
他とかぶるところもありますが、結局、どの視点から見ているかの違いだと思うので、どれが正しくどれが間違っているではありません。
ドーシャの分類(アーユルヴェーダ)
アーユルヴェーダのドーシャは生まれ持った体質によるタイプ分けです。
これも奥は深いですが、身近なところでは日常生活でのバランスのとり方の参考になります。
食事や運動など生活の中で気を付けたほうがいいこと、その大まかな目安になると思います。
タイプに縛られずに、自由に生きる参考に
タイプ論も面白いですが、タイプに縛られるのはイヤだし、本末転倒だと思います^^。
自分や他人を受け入れるのに役立つし、ものによって(書籍なら書いてるその人の深さによって)、時にすごく深く自分の本質を理解できる。
そういう使い方がいいなと思います。
人間はタイプ分けに「安心」を求めるという意見もあります。
これは確かに一理あると思います。好奇心だけでなく、どこかに属することで安心する。あるいは、恋愛でうまくいくかどうか安心したいから見るとか。
それはそれでありだと思います。
でも、あんまり「不安の解消」の手段が強いと、依存しちゃうし、自分を信頼することから離れていっちゃいますよね。
そして、「自分~だから」と可能性を限定するようなことはしたくないですね。
ある意味、宿命はあるんだけども、運命は変えられるということと同じです。
なので、、けっこう自分も数秘などで人にいろいろ言うことありますが、話3分の1くらいで💦、自分が自由に豊かに生きるために役立つなら使ってください、ということです^^♪