目次
はじめに
その昔、自分が大学院で臨床心理を学んでいたとき、哲学の先生が学生たちに一つの問題を出しました。
「人は人を救えるか?」
シンプルで根本的な問い(振り返ると、ホントに素敵な先生だった)。自分がなんと書いたのかはもう覚えていませんが、そのとき先生の答(考え)は覚えています。
(腕を動かしながら)「音を出すには、机があるところを叩かないといけない」
つまり、理にかなったことをしないといけない。・・このセラピーに出会ったときに思い出したことです。
楽洛感情解放アロマ®心理セラピーとは
通常、なかなか変えられない潜在意識にあるネガティブな感情。自己否定、分かってもらえない、怒り、悲しみ、無力感、そしてあきらめ。
たとえいつも意識してるわけでなくても、、人間の苦しみや物事がうまくいかないもっとも根本の原因は、これらのネガティブな感情にあると言っていいでしょう。
このセラピーでは、それらの感情をアロマの香を利用しながら解放していきます。
ストレスを感じる出来事や記憶にともなう「不快な感情」を解放することによって、ストレスや苦しみの原因を根本から解消していきます。それによって、自然とモノの見方や引き寄せる現実も変わってきます。
考え方をポジティブに、、とよく聞きますね。
しかし、「不快」な経験はネガティブな感情とともに脳(や身体)に蓄積されます。その感情そのものは、そのうち意識しなくなりますが、解消できないネガティブな感情は潜在意識に必ず残っています(脳の「不快」の回路になっていると言ってもいいでしょう)。
そのため、この感情が解放されない限り、同じような思いや経験を繰り返してしまうことになります。
つまり、脳に蓄積された「ネガティブな感情」が心のブロックの根本の原因となっているのです。
また、当然「不快」な経験はしたくないので、それが無意識の恐れにつながったり、「自分にはムリ」と本当は望んでいることもあきらめる原因になってしまいます。
これは「自分を守る」という脳の防衛本能です。実はネガティブな思いや感情の多くは、この「自分を守る」という目的のために残り続けています。
したがって、頭でムリに変えようとしても、脳(潜在意識)が「危険」を感じてしまうわけです。これが意志だけでは変わりにくい理由です。
なのでまず、自分の抱えている感情に気づくこと、そしてそれを根本から癒すこと。これが苦しみを癒し、望みに向けて進んでいくために、やはり一番の近道でしょう。
そのための、「アロマ」という身近なものを利用しながらも、深い癒しと変化を実現するためのセラピー。
それが「楽洛感情解放アロマ®心理セラピー」です。
このセラピーがブロックの原因となる感情を解放していけるのはなぜか。それは一言で言うと、
アロマの香が脳に直接作用し、記憶や感情をつかさどる領域(潜在意識)に働きかけ、脳の「不快」を解消し「快」に変えることができるためです。
穏やかな方法でありながら、長年抱えてきた苦しみを解消し、新たな自分で生きていく大きな助けとなるセラピーです。
香が脳に作用する仕組みと、その効果
人間の五感の中で、嗅覚は他の四感と異なった経路で作用します。視覚や聴覚などの感覚が大脳新皮質(知性)を通ってくるのに対して、嗅覚(香)は唯一、脳の大脳辺縁系にダイレクトに作用すると言われています。
大脳辺縁系には、感情・情動をつかさどる「偏桃体」、記憶をつかさどる「海馬」があります。
アロマの香には、この脳にあるネガティブな記憶・感情を一瞬で癒す作用があります。
この作用を最大限活かすことで、さらに次のような効果を引き出します。
- できごとにくっついている「不快な感情」を解放する
- 潜在意識に埋もれた過去の「記憶」を思い出しやすくし、問題の原因に気づく
- 同じく、潜在意識に眠っていた「感情」にも気づき、癒すことができる
- 感情を解放することで、脳が深いリラックス状態になるとともに、潜在意識がクリアになる
- その結果、自分の意識や考えが変容する(気持ちが軽くなる、本当の自分の気持ちが分かるなど)
- 自然と「プラスの循環」になり、望む現実を引き寄せやすくなる
つまり、「解放」と「気づき」が起こると同時に、人間が本来持つ「ポジティブ」な面が自然と引き出されていきます。この3つのプロセスを同時に起こせるセラピーである、ということです。
例えば対人関係の問題では、自分の感情を解放すると、なぜだか相手が変わる、というのも効果の一つです。
ネガティブに感じていた体験や自分を解放できるので、自分を肯定できるとともに、経験からの学び・強みを知ることができます。
また過去を解放することで、理想の未来を描きやすくなります。さらに自分が望む現実を創っていく「願望実現」のためのセッションもあります。
効果に反して「穏やかな」セラピーである理由
たとえば、通常の対話によるカウンセリングでは、ストレスや苦しみなどについて言葉で話していくことになります。安心できる環境で表現できることは確かに癒しにつながりますが、同時に特にトラウマ的な記憶ほど話すこと自体が苦しいものでもあり、相当な負担がかかります。
このセラピーでは、その内容について必ずしも詳しく話す必要はありません(もちろん、話すことで整理できることも多いので、話してもいい)。さらに、嫌な体験を思い出していてもアロマの香によってその苦しさが軽減、解消されていくので、負担が最小限ですむと同時に、だからこそ「不快な体験」も恐れず解放していけるのです。
こんな方へおすすめします
1.ネガティブな感情に苦しんでいる
2.人間関係で気を遣いすぎたり、自分をうまく出せない
3.いじめなどのトラウマ、心の傷を克服したい
4.自信がない、人を信頼できない
5.人に分かってもらえない、認めてもらえないと思う
6.むなしさがある、どうせ無理だと思ってしまう
7.本来の自分を取り戻していきたい
8.自分の望み・願望を実現させたい