数秘術とは、生年月日、あるいは名前のアルファベットから計算した数字から、「自分の人生や魂の目的」、あるいは「自分の人生の課題や可能性」を知る参考になるものです。
生年月日からそういうのが分かるだとか、ありえん!と思われる方も多いかと思います。
しかし、自分はこれまでの経験や知識から、まあ本物なら分かるとこは分かるし、一定の意味はあると思います。
ただ、それら(一般に占いと言われるもの)は、質がいいものは「自分を知る」役には立ちますが、「自分を変える」ことは難しい、と考えてます。数秘術以外にも、タロット、マヤ暦などいろいろありますが、キホンは同じでしょう。
もちろん質の悪いもの、依存したり(させたり)、未来のことを決めつけたりとかはもう鼻から梨(どんな変換( ´∀` ))ですが。
それをおさえたうえで、利用するのはありかなと思ってます。面白いし、上手く使えば「気づき」につながるし、人生をどう生きるかの参考にもなるというところですね。
ちなみに、先に言ったように、「生年月日」から何かが分かるのはなんでか?というと、「生年月日が◯月◯日だから、△△な性格」というわけではなく、「△△という性質を持った人は◯月◯日に生まれてくる」ようになっている、ってほうが近いかな~と。
えっ、なんでそうなるかって?・・何ででしょうね(^^; 。。それが分かれば、いろんなことが分かるようになる気がしますけどね・・。
たぶん、ホログラフィー宇宙論とかと関係ありそう。ホログラム、あるいはフラクタルとか。部分に全体の情報が含まれているやつですね ―だからシンプルさの中に全てが含まれているー それを読み解ける人がいた、ということ。
お偉い人たちが、昔から占いを利用していたのもそういうことを知っていたからでしょう。
まあこの辺は半分妄想です。そうだったとしても、どの程度「使える」かですしね。
数秘術に戻ると、「数字にはその数の持つエネルギーや意味がある」というのはあると思います。
実は自分は7,8年くらい前かな、一度、下記の本『魂の目的』を読んだときは、「あたってねーじゃん😏」と思って売り払った記憶があります。
が、最近読み直して、「あんまし分かってなかったんだな・・」と思ってしまいました。
数秘術はタイプとして見るというよりも、もうちょっと自分の本質を見ていくのに役立つ。
例えば、「体癖」だと、「確かに、こういうタイプだよね。」な感じです。9種って、気に入ったらおんなじ服を色違いで買いたくなるよね(笑)とか。
でも数秘の場合、「こういう人生の傾向かも。」と。ワガママになることを恐れてるかもしれないけど、ホントは安定を求めるより自由に生きたいタイプかも・・そこに葛藤が起きやすいとか。
つまり、見るスパンが長い。「タイプ」って感じよりも、人生で「通りやすい道」「向かいたい場所」のほうがしっくりきます。
だから、表面的な部分にとらわれずに(占い的でなく)、その数のエネルギーを知ることが役に立ちます。興味ある方には、ネガティブな面も含めて、そのへんがきちっと書かれているものをお勧めします。
自分がおもに参考にしてるのは、以下になります。
自分の未熟さを知らされた(笑)本。この本では「誕生数(軌道数)」(上記のライフ・パス・ナンバーと同じ)に特化して書かれてあります。
また、誕生数の1~9だけでなく、その前の「上側数(一桁にする前の数字)」との組み合わせでも詳しく書いてあって、今やこの部分を見ると、「これ自分のことじゃん・・」としか言えない。
ちょっとここから、「数字(基本数)が表すエネルギーと課題」だけ抜き出してみます。
1…創造と自信
2…協力とバランス
3…表現力と感性
4…安定とプロセス
5…自由と訓練
6…理想と受容
7…信頼と開放
8…豊かさと力
9…高潔さと知恵
10…霊的素質
たとえば体癖とからめて見てみても、何となくイメージが重なるのも面白い。
ちなみに、、数秘で言われている軌道数が「人生の目的」、魂の衝動数がより内面的な欲求を表しているのだとすれば、「体癖」はそれらを達成するためにまとったこの世での肉体としての傾向を示している、というのが自分の理解です。
上記とはまた異なり、生まれた[月日]のみから計算する「条件付けの数」について詳しく書かれてあります。とくに人生の前半にネガティブな影響を与えやすい「条件付け」の性質を知り、その制約から自由になるための見方。上記と同じく、人間に対する理解の深さ、そして温かさを感じる文章が好きです。
自分は、カウンセリング、ヒーリング、それに一応、占い(タロット)と、どれも自分が受けたことがあって、どれも自分でやっているという珍しい人種ですが、実際、困ったときに「なにを選ぶか」の基準として、
「自分を知る」「自分を変える」「支えてくれる」という3つの機能から見ていくと分かりやすい、と思っています。まず自分が最も求めているものと、提供しているものが一致するかが大事でしょう。
このことは、また別記事で書く予定ですが、ともあれ、数秘はシンプルでありながら予想以上の奥深さがあるので、「自分を知る」の中でも最も使えるものの一つと思っています。
⤵さらに数秘術の見方・分かること、条件付けの数についてなど。