人生の問題の大きな原因である「潜在意識のネガティブな感情」。
家族、恋愛などの人間関係、仕事の能力やモチベーションについての悩みなど、人間の主要な悩みには、この感情の問題がからんでいます。
私が、楽洛感情解放アロマが優れていると思うのは、この感情に自分で簡単に気づいて、アロマの力を借りて癒せるというところです。
ムリにポジティブになるのでなく、ただこれまでに習慣化した、残っている感情に目を向けて見つめてあげる。
それが、言葉通りの本来の自分を取り戻し、可能性を広げるための大きな一歩になります。

ここでは、その効果について、「どんな感情が解放され、それによってどう変わるのか」。
また、その効果を支える「脳と感情・香の仕組み」について説明します。
感情解放アロマで解放する「潜在意識のネガティブな感情」
アロマで解放する感情は、大きく5つに分けられます。
これは東洋医学の陰陽五行に対応していて、身体(疾患)とも関わっています。
どんなストレスであっても、この主要な感情がおおもとの原因となっています。
① 分かってもらえない (土)=脾・胃
② 悲しみ・傷つき (金)=肺・大腸
③ あきらめ・怖れ (水)=腎・膀胱
④ 怒り・ガマン (木)=胆・肝
⑤ ハートを閉ざす (火)=心・心包・小腸・三焦
これらの感情は、一つの問題についても、複数がからみあって存在しているものです。
それも層のようになっていて、意識しやすいもの、しにくいものがあります。
例えば・・
「夫が全く家事をしてくれない」と思うとき、まずは「なんでしてくれない?と怒り④を感じている」けど、
同時に「私のしんどさを分かってもらえない①」という気持ちがあり、さらに深いところでは、「悲しみ②」を感じているかもしれません。
そして、「どうせ私は分かってもらえないというあきらめ③」から「ハートを閉ざしてしまう⑤」というように。
こういった日常のささいに見える問題、の中に、多くは過去からの、解消されていない感情やテーマが隠されています。だからこそ強いストレスになるのですね。
そして、この潜在意識の感情の性質として、どこか一つにブロックとなる感情が残っていると、他にもに影響し負のスパイラルに入りやすくなってしまう、ということがあります。

感情は互いに関連しあって働く
なので、これを奥まで癒し解放していくことで、マイナスに引っ張られないようになっていきます。つまりプラスの循環に自然と入りやすくなります。
感情解放による効果
① 分かってもらえない →自信の欠如
(感情解放後の効果)自分を認めることができます。
② 悲しみ・傷つき →信頼の欠如
(感情解放後の効果)自由に表現できるようになります。
③ あきらめ・怖れ →どうせムリ・意欲の欠如
(感情解放後の効果)前向きに生きられるようになります。
④ 怒り・ガマン →目的の欠如
(感情解放後の効果)目標や進むべき道が見えてきます。
⑤ ハートを閉ざす →自己愛の欠如
(感情解放後の効果)自分を愛せるようになります。
*①~④のテーマが解消されていくにつれ、⑤の自己愛のテーマが出やすく、深くなるように思います。
感情解放アロマ®の効果を支えるもの
潜在意識の感情と脳の働き
人間の感情、とくに、恐怖や不安、怒りなどの「ネガティブな感情」には、脳の「扁桃体」が大きくかかわっています。
扁桃体は、このような感情の活動場所であるとともに、何が不快・危険で、何が快で安全かという「価値判断」も行っています。
この脳の仕組みによって、過去のネガティブな体験が影響しつづけ、人間関係や仕事・やりたいことなどにおいても、自分を制限する壁となってしまうことになります。
なかなか変われないのは、このネガティブな感情は、一度記憶されると解消するまでは残り続ける性質を持つためです。
それは、扁桃体などの、いわば古い脳にインプットされています。
なので、考え方や意志ではコントロールが効きにくく、とくに強い感情ほど、その影響が残りやすいのです。

脳の幹となっている古い脳を癒すことが、もっとも大きな癒しになる
アロマ(香)が脳に働きかける仕組み
アロマ(香)が持つ最大の特徴は、その香が前頭前野を介さずに、直接、脳の深い部分(とくに扁桃体)に作用することにあります。
感情解放アロマ®は、一般的なアロマセラピーとは異なり、この作用を利用することによって、「深い感情の問題」に働きかけます。
このため、気がついてなかった感情に、すぐに深く気づいていき、同時に癒すことができます。
言い換えれば、脳に記憶された「不快」の回路を消し、「快」に変えることが可能になります。
また、内分泌系に作用するので、深いリラックス効果が得られます。
脳が深くリラックスするので、その体験から何を学んだのかといった「気づき」が自然と起きてきます。
これが、問題を「完了」させるために重要なところです。
植物の持つ癒しの力
脳に作用することもそうですが、感覚として、素朴にアロマを使っていて感じることがあります。
それは、「植物の持つ癒しの力」としか言いようのないもの。

もっと言えば、植物に内在する「愛」の力でしょうか。
それは、どこまでも無償であり、どんな体験・感情も裁くことなく、ただあるがままに癒してくれます(このあり方に近づきたいものです)。
その言葉では説明できないような何かが、私たちの本質となる部分に働きかけ、もっとも奥に存在するはずの「調和」と「平安」に導いてくれる。
時には、音楽も、そして瞑想もそうでしょう。
ただその中でも、感情解放アロマは「その苦しみ」に焦点を当て、癒す。そして、内側から制限を外し、可能性を広げてくれる。
だからこそ、根深い問題に対応したセラピーであるとともに、望みや自己の実現にも役立つ。
そんなふうに感じています。